阪急六甲駅の南にある六甲八幡神社。祭神は八幡大神、天照大神、春日大神。創紀については諸説あり、戦国の頃まで荒廃していたが、天正年間(1573~1591年)に林播磨という人が修築し、その孫・林清兵衛が寛永7年(1630年)に改築した。さらに領主の石河氏が奈良の春日大社の旧社殿を移して、社殿を造営したのが現在の建物であると言われる。江戸時代には、酒問屋の信仰も篤く、豊臣秀吉も朝鮮出兵の際に祈願したと伝わる。厄神宮本殿は、県の重要文化財に指定されている。毎年1月18日、19日に厄除大祭が行われる。
阪急「六甲駅」からすぐ、またはJR神戸線「六甲道駅」から徒歩10分