西国三十三所観音霊場、第三十二番札所。推古13年(605年)に聖徳太子が開基した天台系単立寺院の古刹。御本尊は、像高約7mの千手千眼観世音菩薩で、インドの白檀香木を用いて彫像された。名城100選の観音寺城の屋敷跡が境内に点在する、大規模な室町時代の山城である。観音正寺は、古来より縁結びの霊験があり、多くの参拝者に良縁を授けている。参道途中には巨岩が点在する奥之院があり、磐座には聖徳太子作と伝わる磨崖仏が描かれている。
8:00~17:00 ※東近江市五個荘側林道開門/8:00~16:30
入山料/大人500円、中高生300円
JR琵琶湖線「能登川駅」からバス「観音寺口」~徒歩40分もしくは車約15分「山上駐車場」~徒歩8分