明治44年(1911年)に火力発電所として建てられた建物で、造幣局構内に残る唯一の明治時代のレンガ造りの西洋風建物として知られる。昭和44年(1969年)に建物の保存を図り、造幣局が保管していた貴重な貨幣などを一般公開し、その事業を紹介するために博物館として開館した。創業当時に使われていたガス燈、天秤といった局内で製作したものをはじめ、見本貨幣や極印、お雇い外国人に関する資料、当時日本で最初に使われたヘボン式和英辞典などを展示している。映像による造幣局の歴史や事業の紹介、千両箱や貨幣袋の重さを体験するコーナーなどもある。
9:00~16:45(入館は16:00まで)
毎月第3水曜、「桜の通り抜け」開催期間、年末年始、展示品の入替日など
無料
JR東西線「大阪天満宮駅」もしくは地下鉄谷町線・京阪本線「天満橋駅」もしくは地下鉄谷町線・堺筋線「南森町駅」から徒歩15分