深い山あいの湯の谷川に沿って、古びた宿が建ち並ぶ湯の峰温泉。本宮温泉郷(湯の峰、渡瀬、川湯)のひとつで、約1800年も前に発見された日本最古といわれる温泉地。熊野詣での「湯垢離場(ゆごりば)」として栄え、河原には、日によって、7回色が変わると言われている共同浴場「つぼ湯」がある。つぼ湯は熊野信仰との関わりが深く、浴場としては唯一世界遺産にも登録されている。近辺では「熊野古道」と「熊野本宮大社」も、ぜひ訪れておきたい。約92度と高温の温泉を使った温泉料理も楽しみ。
JRきのくに線「新宮駅」から「本宮大社方面行(温泉街経由)」の熊野御坊南海バスもしくは奈良交通バス約1時間10分「湯の峰温泉」下車、またはJRきのくに線「紀伊田辺駅」から「本宮大社方面行」の龍神バス約1時間40分「湯の峰温泉」下車