万寿元年(1024年)、京都の石清水八幡宮を勧請し、丹波柏原別宮として創建され、誉田別命、息長足姫命、姫三柱之命が祀られている。現在の社殿は、天正13年(1585年)に豊臣秀吉によって造営されたもので、入母屋造の拝殿と、三間社流れ造の本殿とが接続した複合社殿を形作っており、国の重要文化財に指定されている。江戸時代後期に再建された朱色の三重塔があり、神社に塔が現存する例は全国的に珍しく、神仏習合の姿をとどめるものとして貴重。県指定の重要文化財である銅鐘や、石工の丹波佐吉作の狛犬などもある。毎年2月には厄除大祭、秋には秋祭りの流鏑馬が行われる。厄除のご神徳が篤いとされ、ご利益を求める参詣者も多い。
参拝自由(社務は9:00~16:00)
無休
無料
一の鳥居まで/JR福知山線「柏原駅」から徒歩5分