応永17年(1410年)創立の日蓮宗の寺。開山の玉洞院日秀上人は、近衛関白左大臣道嗣の嫡子で、本圀寺五世・日伝上人について出家した。天文年間(1532~1555年)に現在の地に移り、後奈良天皇により勅願所となった。江戸時代には、8代将軍吉宗の病気平癒を祈願し効果があったことから、以来、将軍家の祈願所ともなった。現在は、祈祷祈願、諸願満足の寺として知られ、築地塀に囲まれた境内には、諸堂が並び壮観。武将・山中鹿之介の墓があるほか、ソメイヨシノは地域の誇りの木として親しまれている。※本堂は拝観不可。
寺務所/10:00~16:00
無休
無料
京阪「出町柳駅」から徒歩7分、またはJR・近鉄「京都駅」から市バス「葵橋西詰」下車