長和2年(1013年)に、大原入道寂源(じゃくげん)が開基して、勝林院と称した。本堂は、文治2年(1186年)、後に天台座主となった顕真(けんしん)が、法然を招いて浄土の論を談義した「大原問答」の舞台として有名で、現在の建物は、安永7年(1778年)に再建された。鎌倉時代の石造宝篋印塔(ほうきょういんとう)、平安時代後期の梵鐘が国の重要文化財に指定されている。仏典に節をつけた仏教音楽のひとつ「声明(しょうみょう)」の地としても知られる。
9:00~16:00
一般300円、中小生200円
地下鉄烏丸線「国際会館駅」から京都バス「大原」~徒歩13分、またはJR・近鉄「京都駅」から京都バス「大原」~徒歩13分