天正18年(1590年)に岡本宗憲によって築城され、別名を「姫垣」を意味する「粉ちょう城」といい、当初は天守もあったが、堀尾忠晴が丹波亀山城の天守と間違えて取り壊したとの伝承がある。多門櫓は、天守台と言われる本丸高石垣上にあり、寛永9年(1632年)頃に築造されたとみられる。三重県で唯一現存する城郭建造物として県史跡に指定されている。約4000平米の「亀山しょうぶ園」が隣接するほか、南側には古い寺社や町家が残る城下町が広がる。北側は城跡公園として整備されており、「亀山市歴史博物館」や県内最大級のローラースライダーや大型複合遊具を備える「亀山公園わんぱく広場」などがある。※粉ちょう城のちょうは土偏に世に木
JR関西本線「亀山駅」から徒歩15分