庭園づくりの名手である石川丈山が、寛永18年(1641年)より隠棲した山荘跡。曹洞宗の寺で、狩野探幽による中国の詩人36人の肖像と詩があることから、詩仙堂と呼ばれるようになった。白砂を敷き詰めた唐様庭園には小川が流れ、春のサツキ、秋の紅葉など、四季折々の草花が彩りを添える。丈山の考案とされるししおどしの軽快な響きも魅力。
9:00~17:00(受付は16:45まで)
5月23日(丈山忌)
拝観料/大人700円、高校生500円、小中学生300円
JR・近鉄「京都駅」から5系統の市バス「一乗寺下り松町」~徒歩7分、または叡山電車「一乗寺駅」から徒歩15分