紀伊半島東南部の海沿い、勝浦漁港を中心に広がる南紀勝浦温泉。古くは熊野詣での「湯垢離場(ゆごりば)」として栄えていた。170以上もの泉源を持ち、白浜と並ぶ南紀の代表的な温泉地として知られている。海に面して近代的なホテルや旅館が数多く建ちならび、それぞれに趣向を凝らした露天風呂が楽しめる。共同浴場や日帰り入浴できる施設も豊富。勝浦漁港は日本一の生まぐろの水揚げ量を誇り、新鮮な魚介類が存分に味わえる。大小130の島々が浮かぶ「紀ノ松島」を遊覧船でゆっくり見て回るのもおすすめ。
JRきのくに線「紀伊勝浦駅」下車