知多市の中央に位置する岡田地区は、江戸時代から「知多木綿」の特産地として栄えた。古くは、農家が農作業の合間の副収入として機織りを行っていた。江戸中期には、「知多晒」の名声が高まり、販路を拡大した。明治25年(1892年)頃からは動力織機が導入され、工場生産を行うようになった。当時の買継問屋や工場主の家、なまこ壁の蔵、黒板塀、石垣など、今でもレトロな景観が残っている。「木綿蔵ちた」では、知多木綿の機織り体験ができる。
木綿蔵ちた/10:00~16:00
「木綿蔵ちた」は毎週水木曜、毎月最終月曜休館
「木綿蔵ちた」は入館無料、体験有料
名鉄常滑線「朝倉駅」からバス「岡田」~徒歩3分