土佐20万石の藩祖、山内一豊の生誕地として知られる黒田城。現在は、一宮市立黒田小学校の北東側の一角に城門が再現され、黒田城址碑や一豊立志像が建立されている。一帯は、鎌倉時代に幕府があった鎌倉と京を結んだ官道の黒田宿として栄え、山内家の菩提寺の法蓮寺など史跡旧跡が点在する。近隣の木曽川資料館では、一豊をはじめ、浅野長政、兼松正吉、奥村永福といった一宮市ゆかりの戦国武将、史跡などを紹介している。木曽川町では毎年秋に「一豊まつり」が開催され、武者行列などが見どころとなっている。
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