聖観音菩薩を本尊とする曹洞宗の寺院。米泉寺を前身とし、江戸時代、彦根大雲寺三世要津守三和尚が遊行していた折に入山し、再興した。井伊家・三代直澄の援助を受けて隆昌し、現在に至る。日本庭園の「青岸寺庭園」は、延宝6年(1678年)に築かれたもので、観音さまのお住まいになる補陀落山の世界を表現している。明治37年(1904年)には、書院「六湛庵」が建立され、その後昭和9年(1934年)に、文部省により名勝庭園に指定された。本尊の聖観音菩薩は滋賀県の文化財に指定されているほか、十一面観世音菩薩は、米原市の文化財に指定されている。
9:00~17:00(冬季のみ16:00まで)
庭園休園日/毎週火曜・第4月曜
拝観料/大人300円、小人(小学生~高校生)100円
JR琵琶湖線「米原駅」から徒歩7分