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伊吹山の中腹、標高約700m付近に築かれた山岳寺院跡。地元では「弥高百坊」とも呼ばれ、一時は60を超える坊跡があったといわれ、山岳密教から展開した中世の山岳寺院の典型例とされる。戦国時代には、京極氏の城郭の役割も果たした。信長の近江侵攻の際、浅井・朝倉軍により、上平寺城とともに、改修された。現在は、枡形状の大門や堀、曲輪、巨大な堀切、竪堀などの遺構が残っている。国指定史跡。
JR東海道本線「近江長岡駅」から車約15分、または名神高速道路「関ヶ原IC」から車約15分