小堀遠州作の「鶴亀の庭」と「茶室八窓席」が美しい南禅寺塔頭、金地院。約1500坪もの庭園は、江戸時代初期の代表的な特徴をもつ枯山水で、特別名勝に指定されているほか、八窓席茶室の襖絵「猿猴捉月図」と「老松」は、長谷川等伯筆によるもの。明智光秀が、信長を討った「本能寺の変」の直後に寄進した明智門、徳川家康の遺髪と念持仏を安置する東照宮、家光の時代に伏見城から移築された方丈など、歴史ロマン溢れる寺内は必見。
3月~11月/8:30~17:00、12月~2月/8:30~16:30
400円 ※八窓席と方丈の見学(事前予約制)は別途700円が必要
地下鉄東西線「蹴上駅」から徒歩5分、またはJR・近鉄「京都駅」から5系統の市バス「南禅寺・永観堂道」~徒歩10分