徳川家康の生母、於大の方(伝通院)が阿久比(あぐい)の久松俊勝との再婚後、15年間暮らしたことで知られる坂部城の跡。於大の方は、元夫の松平広忠との離婚の際に、わずか3歳で生き別れとなり、織田家や今川家の人質となっていた竹千代(家康)と、桶狭間の戦いを控えた永禄3年(1560年)にこの地で再会したとされる。現在は、公園として整備され、阿久比古城趾ノ碑が建立されている。阿久比町観光協会から、書家の江川翠苑氏揮毫による坂部城の御城印が販売されている。※坂部城址は私有地のため、マナーを守って来訪ください。
名鉄河和線「坂部駅」から徒歩10分