達磨大師、聖徳太子、千手観音菩薩を本尊とする臨済宗南禅寺派の古寺。聖徳太子が自ら刻んだ達磨大師の像を祀ったのが始まりと伝えられている。鎌倉~室町時代には興福寺や東大寺の傭兵による放火を受けていたが、室町時代に足利家の篤い崇信により再興された。現在の本堂は、平成16年(2004年)に老築化により再建されたもの。寺内には、重要文化財の木造達磨坐像、木造聖徳太子坐像、達磨寺中興記石幢や、奈良県指定文化財の方丈のほか、聖徳太子の愛犬「雪丸」の石像があることで有名。
10:00~15:00
JR大和路線・近鉄「王寺駅」から雪丸ロード経由で徒歩15分もしくは奈良交通バス「張井」下車