皇室の菩提寺「泉涌寺」の別院。応安5年(1372年)後光厳天皇が建立し、ご本尊に藤原時代の作とされる薬師如来坐像を安置する。桃山建築の粋を集めた雅なこけら葺きの龍華殿(本堂)が、重要文化財に指定されている。南北朝時代に後円融天皇が発願した如法写経の勤修は、今も受け継がれ、毎月27日には写経会法要が行われる。山科に閑居していた、赤穂浪士の大石内蔵助の書「龍淵」が残る。
受付/9:00~16:30(閉門17:00)
毎週水曜(11月は除く) ※法要がある時は拝観中止の場合あり
拝観料400円
JR奈良線・京阪「東福寺駅」から徒歩20分、またはJR・近鉄「京都駅」から208系統の市バス「泉涌寺道」~徒歩15分