聖徳太子により、母・穴穂部間人(あなほべのはしうど)皇后の願いで法隆寺と対照的な位置に創建された寺。平安時代に衰退し、室町時代の天文年間に尼門跡寺院として復活する。ご本尊は如意輪観世音菩薩半跏像で国宝に指定されている。東洋の考える像として有名で、世界の三つの微笑像のひとつともいわれる。本堂は昭和43年(1968年)に建てられ、寝殿伽藍の様式で銅板葺きの屋根。池の周囲には山吹が植えられている。寺宝として、国宝・天寿国曼荼羅繍帳などがある。
9:00~16:30、10月1日~3月20日/~16:00 ※いずれも15分前に受付終了
大人(高校生以上)600円、小人(中学生)450円、小人(小学生まで)300円
JR大和路線「法隆寺駅」から徒歩20分もしくはエヌシーバス約4分「中宮寺前」~徒歩5分