新宮市は熊野速玉大社の門前町として発展し、また江戸時代からは新宮城(丹鶴城)の門前町・城下町として栄えてきた。明治末期から大正時代にかけてがもっとも賑わい、最盛期には「川原家」と呼ばれるこの地方独特の簡易住宅が軒を連ね、宿屋や鍛冶屋、飲食店などを営んでいたという。現在は再建した川原家が熊野速玉大社に隣接して主に特産品を扱い営業している。週末の10:00~12:00には「新宮参詣曼荼羅」を熊野比丘尼に扮した女性が絵解きするイベントも開催、解説付きのウォークラリー(有料)なども行っている。
10:00~16:00
JRきのくに線「新宮駅」から徒歩15分