奈良公園の南端に位置し、真言律宗(総本山西大寺)に属する寺院。天平年間、僧・玄ぼうが創建した清水寺とされ、その後、鎌倉時代に大乗院実信僧正と興生菩薩叡尊上人により再興されたと伝わる。南都における地蔵信仰の中心地の一つ。御本尊として、総高約7mもある地蔵菩薩坐像(重文)を安置する。和漢折衷の造りの本堂は、国の重要文化財に指定されている。境内では、春には八重桜やボタン、ツバキ、夏には蓮やアジサイ、冬にはサザンカなど四季折々の花が咲き誇る。※玄ぼうの「ぼう」は正しくは日偏に方。
受付/9:00~16:00
不定休
拝観料/大人500円、小学生250円 ※秘佛公開の期間は大人600円、小学生300円
JR「奈良駅」もしくは近鉄「近鉄奈良駅」から「天理駅行」・「下山行」のバス「福智院町」~徒歩3分