大神神社の摂社のひとつで、天照大御神(あまてらすおおみかみ)、伊弉諾命(いざなぎのみこと)、伊弉冉命(いざなみのみこと)をご祭神とする。崇神天皇が、豊鍬入姫命(とよすきいりひめのみこと)に託し、宮中でお祀りしていた天照大神をお遷しになった地と伝わり、「磯城神籬(しきひもろぎ)」を立ててお祀りした「倭笠縫邑(やまとかさぬいのむら)」とされることから、「元伊勢」とも呼ばれる。大御神遷幸後もその跡は尊崇され、昭和61年(1986年)に、豊鍬入姫命を祀る豊鍬入姫宮がつくられた。境内から、二上山を望むことができる。
境内自由
JR桜井線・近鉄「桜井駅」からバス「箸中」~徒歩20分