秀吉建立の豪壮な山門を構える古寺。弘仁2年(西暦812年)弘法大師空海が創建し、もとは現在の明石城祉にあった寺を、元和7年(1621年)の築城を機に現在地に移転。山門は、伏見城の薬医門であったものが、明石城の切手門となり、明治初年の廃城により月照寺へ移され、市の文化財に指定された。山門前には明石を詠んだ柿本人麿の句碑があり、神仏分離令により分かれた柿本神社が隣接する。赤穂四十七士のひとり、間瀬久太夫正明が大石内蔵助と心願成就に手植えした梅があり、一つの花に八つの実がなることから「八房の梅」といわれる。
9:00~17:00
参拝自由
山陽電鉄「人丸前駅」から徒歩5分、またはJR神戸線「明石駅」から車約5分もしくは徒歩20分