大阪市が運営する8か所の渡船場のうちの1つで、港区の築港三丁目と此花区の桜島三丁目との岸壁間400mを結ぶ。明治38年(1905年)の開設当初は天保山、桜島、築港大桟橋の間を三角運航していたが、大阪港の繁栄による利用者の増加で、築港桟橋を基点に、木津川や尻無川方面まで運航区域が広げられた。その後、大正11年(1922年)の天保山桟橋完成などによる利用者の減少で、昭和元年(1926年)に現在の航路となった。「水の都」とも称される大阪で、市民の移動手段として現在も活躍している。
平日/6:15~20:30、土日祝/6:30~20:30
乗船料/無料
築港側まで/地下鉄中央線「大阪港駅」から徒歩10分 桜島側まで/JRゆめ咲線「桜島駅」から徒歩10分