推定樹齢1000年以上ともいわれる大椿「滝のツバキ」周辺の環境を整備して作られた自然公園。「滝のツバキ」は、通称を千年椿といい、樹高約11m、枝張約13m、幹周3.26mもある日本最長寿級のヤブツバキで、京都府の天然記念物に指定されている。例年3月下旬から4月上旬まで、濃紫紅色の中輪筒芯の花が咲き、満開時に、紫紅色の花が緑の枝葉の間を埋め尽くす様子は壮観。同公園周辺は、平成19年(2007年)8月に、「丹後天橋立大江山国定公園」に指定されている。公園入口には、椿の花弁の形を模したユニークな外観の加悦椿文化資料館があり、「滝のツバキ」の案内を行っているほか、椿に関するさまざまな資料を展示している。
※積雪時は道路不通
京都丹後鉄道「与謝野駅」から車約25分、または山陰近畿自動車道(宮津与謝道路)「与謝天橋立IC」から車約25分