醤油発祥の地・湯浅の醤油造りの歴史は鎌倉時代(1254年)に始まる。熊野古道の宿場町であった湯浅に中国から帰国した法灯円明国師・心地覚心が金山寺味噌を伝え、その製造過程にできる「たまり」が「たまりしょうゆ」となって全国に広がっていった。湯浅醤油は昔ながらの製法を続ける蔵元で工場の見学や醤油の試飲ができる。蔵(工場)に入ってすぐ目に付く大きな樽は直径2.3mで100年以上も現役で使用されている。ほかにも現在も実際に使われている道具を見ながら案内人(要予約)より説明を受けられる。
9:00~16:00
無料
JRきのくに線「湯浅駅」から徒歩10分