11代当主、井伊直中により文化7年(1810年)に琵琶湖岸に造営された下屋敷。琵琶湖の水位と連動し、汀線(波打ちぎわ)が変化する汐入(しおいり)形式の手法を用いた池(現在は、琵琶湖の水を直接取り入れておらず)を中心に、西側は洲浜が広がり、東側は築山(つきやま=庭に築いた小さな山)が折り重なる凝った作庭となっている。国の名勝にも指定されているこの庭園は、大名庭園の様式を良く示しており、新緑と紅葉の季節に公開されている。
毎年4月下旬~5月上旬、11月下旬 【時間】10:00~16:00(入園は15:30まで)
無料
JR琵琶湖線「彦根駅」から徒歩30分もしくはバス約7分「視覚障害者センター」(平日のみ)すぐ、または名神高速道路「彦根IC」車約10分