徳川御三家筆頭である、尾張藩二代藩主光友が、元禄8年(1695年)に自らの造営による隠居所である大曽根屋敷を起源としている。池泉回遊式の日本庭園で、清流が滝から渓谷を下り海に見立てた池へと流れる様子が、日本の自然景観を象徴的に凝縮している。高低差の大きな地形、既存のまま取り入れた樹林、立体的に迫る大きな岩組みが特徴で、変化に富んだ景観の日本庭園となっている。地下水を水源とした海に見立てた龍仙湖や1800株の菖蒲田、1000株もの牡丹園、茶室「瑞龍亭」などがある。
9:30~17:30(入園は17:00まで)
毎週月曜(祝日のときは直後の祝日でない日)
一般・大高生300円、市内在住の高齢者(65歳以上)100円
JR中央本線「大曽根駅」南口から徒歩10分もしくは市バス「徳川園新出来」~徒歩3分