奈良在住の信徒とアメリカ人のジョン・マキム牧師により創立された教会で、昭和5年(1930年)に現在の地に移転した。同年に大木吉太郎が設計、建築した礼拝堂は、瓦屋根に漆喰の壁が施された珍しい和風の建物で、この礼拝堂と幼稚園舎、間をつなぐ渡り廊下が国の重要文化財に指定されている。礼拝堂には、昭和62年(1987年)に教会創立100周年を記念して設置されたドイツのボッシュ社製のパイプオルガンがあり、1228本のパイプが美しい調べを醸す。
近鉄奈良線「近鉄奈良駅」から徒歩3分、またはJR「奈良駅」から東へ徒歩15分