生糸を商う豪商の旧邸で、明治9年(1876年)の出石町の大火直後の建物。京都から専門の職人を招いて、お金に糸目をかけないで数奇屋風に造られた明治時代の代表建物で、土台に使われている石だけでも家が一軒建つと言われたと伝えられる。昭和62年(1987年)には兵庫県住宅百選に選ばれた。中には藩当時の記録、古墳からの出土品が展示されている。
9:30~17:00(入館は16:30まで)
毎週火曜、展示替期間
大人300円、学生180円
JR山陰本線「豊岡駅」「江原駅」「八鹿駅」から「出石行」の全但バス約30分「出石」下車