高野山真言宗の総本山金剛峯寺の塔頭(たっちゅう)寺院で唯一、世界遺産指定を受けている寺院。建暦元年(1211年)、鎌倉幕府初代将軍・源頼朝公と息子・実朝公の菩提を弔うため、尼将軍としても名高い北条政子が創建。国宝多宝塔などの建築物のほか、重要文化財の仏像、絵画、工芸など、国指定の貴重な歴史的文化財が多数現存している。本尊の愛染明王(あいぜんみょうおう)は、縁結び・恋愛成就の仏様として知られている。例年4月下旬になると、天然記念物の大シャクナゲがピンク色の美しい花を咲かせ、境内を華やかに染める。
8:00~17:00
行事のため拝観休止日あり
通常拝観料/300円、特別拝観期間中/500円
南海高野線「極楽橋駅」からケーブルカー「高野山駅」~南海りんかんバス「千手院橋」~徒歩10分