創建年代は弘仁10年(819年)頃、弘法大師、空海の弟子、実恵により、承和14年(847年)に金堂前に建てられたとされる。伽藍金堂正面の手前にあり、浄域である伽藍を結界する重要な門であった。天保14年(1843年)に7代目が消失し、以来、礎石のみとなっていたが、平成27年(2015年)4月2日の高野山開創1200年記念事業として、再建が進められた。新たな中門は、鎌倉時代の5代目をモデルに設計されており、規模は東西25m、南北15m、高さ16m。
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