大阪市が運営する8か所の渡船場のうちの1つで、大正区泉尾七丁目と港区福崎一丁目との岸壁間94mを結ぶ。江戸時代に書かれた摂津国の名所を紹介する「摂津名所図会大成」には、尻無川は紅葉の名所であり、甚兵衛渡しの小屋は「蛤小屋」とも呼ばれ、名物のしじみやはまぐりを賞味する人が絶えなかったと記されている。現在でも市民の移動手段として活躍しており、大阪市の渡船で利用者が一番多い。学生の利用も多く、朝のラッシュ時は2隻の船が運航している。
平日・土曜/6:30~21:25、日祝/6:30~21:00
乗船料/無料
泉尾側まで/JR大阪環状線「大正駅」から「鶴町四丁目行」87系統のバスもしくは「大正区役所前行」98系統のバス「泉尾四丁目」~徒歩5分、福崎側まで/JR大阪環状線「弁天町駅」から「天保山行」51系統のバス「福崎一丁目」~徒歩5分