東山の華頂山の山頂に位置する、青蓮院の飛地境内にある約20m四方の塚。桓武天皇が和気清麻呂に伴われて登られ、平安遷都を決めたと伝わる場所で、都の安泰を念じて埋められた将軍の像が残る。2014年には、国宝青不動を祀る大護摩堂「将軍塚青龍殿」が誕生。延面積1046平方mもの木造大舞台からは、全市街地を眼下に見下ろすことができ、中央を鴨川が流れ、比叡山から北山、西山の山々へと京都盆地が、大パノラマとなって広がる。広々とした庭園を散策すれば、春は桜や桃、秋にはオレンジ色から真紅に移る紅葉が楽しめる。
9:00~17:00(16:30受付終了)
無休
拝観料/大人600円、高中生400円、小学生200円
地下鉄東西線「東山駅」から車約5分、または京阪「三条駅」から70系統の京阪バス(土日祝と11月中は毎日運行)「将軍塚青龍殿」下車