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和歌山県の上富田町から串本町の山間部を通る、全長およそ80kmにおよぶ街道。江戸から明治中期までは、田辺から古座の間を最短距離で結び、行商人や西国巡礼にとって重要な道であった。熊野地域の歴史や文化が感じられる石仏や鉱山跡が見られるほか、清流古座川にそびえ立つ「古座川の一枚岩(いちまいいわ)」などの巨岩や奇岩群、神水瀑に代表される滝など、美しい自然も魅力。司馬遼太郎の「街道をゆく」シリーズ、「熊野・古座街道」で取り上げられたことでも知られる。
一枚岩まで/JRきのくに線「古座駅」から車約30分