北野天満宮の境内神域に、菅原道真公ゆかりの梅が咲き誇ります。この梅苑は、かつて俳諧の祖と仰がれた松永貞徳作庭の、雪月花の三庭苑の一つ「北野花の庭」を再興したものです。50種約1500本の梅が、例年2月中旬から3月中旬に最も美しい時期を迎え、梅苑公開時には、国指定史蹟御土居や宝物殿も特別公開されます。「花の庭」でライトアップが行われるほか、3月に催される「曲水の宴」も見どころです。