七昼夜にわたって報恩講を勤めることから「お七夜」と呼ばれる行事が、真宗高田派本山専修寺で執り行われます。宗祖親鸞聖人のご遺徳を偲ぶとともにそのご恩を喜び、聖人一代の物語を描いた「御絵伝」が余間に掲げられ、「報恩講式」が毎日初夜に拝読される、年間の諸法会の中で最も重要な法会です。お七夜坊守会、お七夜婦人連合会、お七夜子ども大会、新成人の集い、特別講演、15日初夜、御参廟、献書展、生花展、宝物館特別展示といった各種行事が行われるほか、本山前の通りに露店が立ち並び、大勢の参詣者で賑わいます。