近代のように写真という技術がなかった時代、人の手で描かれた図案や絵画は、現代にその歴史を伝える貴重な資料といえます。京菓子の世界においても、職人や絵師、画家により描かれた、各店の伝統や技法を伝える「菓子図案帳」が存在しました。同展覧会では、水墨画・小森文雄氏、日本画・比佐水音氏、イラスト・ダイモンナオ氏、版画・野嶋革氏の4人の作家が春夏秋冬の京菓子と、その意匠と菓銘などから想像される世界を描いた作品が展示されます。著名画家による菓子図案や絵画、「源氏物語」にちなんだ菓子図案を元に創作された工芸菓子もあわせて展示され、京菓子の奥深さが紹介されます。期間中は、ワークショップや講演会も行われます(詳細はホームページでご確認下さい)。
2025年5月17日~9月15日
10:00~17:00(入館は16:00まで) ※休館日は毎週水木曜