ミュシャのパリ時代のフィナーレを飾る油彩画《クオ・ヴァディス》の縦横2mを超える大画面には、古代ローマの邸宅で少女が大理石像に口づける小説のワンシーンが描かれています。背後から覗き見る人物は原作小説には登場せず、その正体やこのシーンが選ばれた理由など、作品にまつわる多くのことは、謎に包まれてきました。同展覧会では、1979年に発見されるまで長らく行方不明だったこの《クオ・ヴァディス》が公開され、その全貌が解き明かされます。125年前の「1900年パリ万国博覧会」の関連作品も展示されるほか、《クオ・ヴァディス》を堺の伝統技術「堺緞通」で織ったタペストリーも初公開されます。
2025年4月20日~8月17日
9:30~17:15(入館は16:30まで) ※休館日は毎週月曜(4月28日・30日、5月7日、8月12日は開館)、7月22日